ゴッドファーザーの材料/レシピは？バーテンダーがおいしく作るポイントを解説

今回の記事ではウイスキーベースのカクテル「ゴッドファーザー」について、以下のことを中心に解説していきます。

おうちカクテルをより楽しみたい人、レベルアップさせたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

ゴッドファーザーってどんなカクテル？

「ゴッドファーザー」は、有名な小説で映画化もされた『ゴッドファーザー（The Godfather）』をイメージして作られたカクテルです。

ウイスキーをベースに、あんずの核を使ったリキュール「アマレット」を混ぜて作られます。

さまざまなカクテルブックを見ても、材料は単に「ウイスキー」としか書かれていませんが、スコッチウイスキーを使うのが一般的です。

ゴッドファーザーの材料・レシピ

「ゴッドファーザー」は同名小説・映画に登場するマフィアをイメージして作られているため、重厚な味わいです。

しかし重厚な味わいと飲みづらさは似て非なるものですので、飲み進めやすさと厚みのある味わいの両立を目指しましょう。

数回ステアしただけだと材料がまったく混ざらないので、最低でも20回はしたいところです。

ちなみに丸氷を家で作りたい人は、ドウシシャが販売している「大人の透明まる氷」を使えば、直径6cmの透明な丸氷が約16時間で2個作れます。

ゴッドファーザーのバリエーション

「ゴッドファーザー」はウイスキーベースのカクテルですが、このベーススピリッツを変えるだけで他にも2種類のカクテルが作れます。

上記のカクテルは「ゴッドファーザー」と分量も同じく3:1（45ml:15ml）で作れます。

ベーススピリッツを替えるだけで味わいがガラッと変わりますので、ぜひ一度試してみてください。

ゴッドファーザーを作るときにおすすめの銘柄

せっかく家で「ゴッドファーザー」を作るなら、より美味しく作りたくはありませんか？

美味しい「ゴッドファーザー」を作るために、バーテンダーである筆者がおすすめの材料をご紹介していきます。

ウイスキー

ウイスキーは分量の大半（45ml）を占める材料ですので、使う銘柄によってカクテルの味わいがガラッと変わります。

上質な味わいと手に取りやすい価格帯、この両方を兼ね備えた銘柄がよいですね。

ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年

原産国	スコットランド
分類	ブレンデッド
内容量	700ml
度数	40％

「ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年」は、ジョニ黒の名で多くの人に親しまれているウイスキーです。

ハチミツのような甘さ・ドライフルーツのようなフルーティーさ・程よいスモーキーさが楽しめます。

非常に味わいのバランスが良く、カクテル以外にもロック・ソーダ割り・水割りにもよく合うため、1本持っておいても損はないでしょう。

アマレットリキュール

アマレットリキュールはあんずの核を使って造られるリキュールで、杏仁やアーモンドのような風味が特徴です。

ディサローノ オリジナル

原産国	イタリア
内容量	700ml
度数	28％

「ディサローノ オリジナル」は、アマレットリキュールの中でもっとも有名で、歴史のある銘柄です。

ファッションブランドとのコラボラベルを不定期で販売していて、ボトルの美しさにも定評があります。

しっかりとした甘みと飲みごたえ、コスパの良さがあり、どの銘柄にしようか迷ったら真っ先におすすめしたいです。

ゴッドファーザーに関するQ&A

いつ（どんなタイミングで）飲むのがおすすめなの？

しっかりとした甘さと度数があるため、飲みの締めに近いタイミングや、ゆったりとした晩酌を楽しみたいときに飲むのがおすすめです。

度数はどのくらい？

ウイスキーの度数が40％、アマレットが28％、ステアによる加水が10ml程度だとして、だいたい度数は30度強になります。強いカクテルなので、チェイサーとともに飲むのがおすすめです。

女性が飲んでも変じゃない？

まったく変ではありません。カクテル名や味わいで男性的なイメージを抱きがちですが、カクテルは嗜好品ですので、周りは気にせず好きなように飲みましょう。

ゴッドファーザーの材料/レシピのまとめ

最後に、「ゴッドファーザー」について覚えておきたいことをまとめました。